沈黙のBLOG vol.3・・・。

stargherking2006-04-27

【スティーブン・セガール】主演の『イントゥ・ザ・サン』(邦題:最悪)を観ました(笑)・・・。正直言って「最悪」ですorz・・・。前に観た『一撃 ICHIGEKI』も酷かったのですが、この『イントゥ・ザ・サン』はもっと酷いですね(両作品共に、脇の下を斬るというのは流石ですが)・・・。私が今まで観た【セガール】作品の中では仏血斬りのワースト1ですね(因みにワースト2は『一撃』です)・・・。

実を言うと先週は「日曜洋画劇場」の『電撃』を観たせいで「セガール」が上がりw、『グリマーマン(邦題:鼻血)』と『撃鉄 GEKITETZ ワルシャワの標的(THE FOREIGNER)』を観ていました。因みに『撃鉄』は私が今まで観た【セガール】作品の中でベスト1の作品で何回観ても良い作品ですね・・・。(因みに今まで新作で借りてきたDVD(VHS)を、返し終わってから数日後にまた借りに行ったのは『スズメバチ』とこの『撃鉄』だけです)。

グリマーマン』は【セガール】初の「サイコ・サスペンス」か?と思った作品ですが、空けてみれば、いつもと同じ【セガール】アクションでした(笑)。山本寛斎の様な派手な中国服に驚きますね(笑)。ストーリーですが【セガール】はNYPD(ニューヨーク市警)の刑事で、LA(ロサンゼルス)の事件に協力するように要請を受けてLAPD(ロス市警)の刑事(キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ)と組んで捜査を開始するといった具合になっています・・・。

セガール】といえばシングル・スタック(シングル・カラム)の《ガバメント(1911)系》の銃を使うのが特徴なのですが、この『グリマーマン』では一般的な「.45口径(.45ACP)」の《ガバメント》ではなく「9mm(9mmパラ)」か「.38スーパー」の《ガバメント》を使用している様で、後半の銃撃シーンでは「9発」撃ってからマガジン・チェンジをしている様に見えます。

一般的な《ガバメント》ではマガジンの装弾数は「7発」ですが、ウィルソン等のマガジンでは「8発」というタイプもあります。因みに【セガール】は「コンバットロード」といってチャンバーに1発装弾してからフル装弾のマガジンを装填しているとの事なので、この作品ではマガジン・チェンジするまで10発(9+1)撃てるのですが、全弾撃つとホールド・オープンしてしまいます。この作品ではホールド・オープンする前にマガジン・チェンジしているので「9発」撃ってマガジン・チェンジしていると思われますね・・・。そもそも「コンバットロード」しているのにホールドオープンさせる訳がないのですが・・・。(「9mm」「.38スーパー」仕様のガバメントのマガジンは装弾数9発です)

この『グリマーマン』ですがストーリー的にもアクション(銃撃戦)的にも面白い作品ですね。【ブライアン・コックス】はこの後に『ボーン・アイデンティティ』なのですね(笑)。共演の【キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ】ですが、実は【ブルース・ウィリス】主演の『ラスト・ボーイスカウト』で元NFLの選手役の人と同じ人だと思っていたのですが、『ラスト・ボーイスカウト』に出演しているのは弟の【デイモン・ウェイアンズ】で2人は兄弟だったのですねorz・・・。

『撃鉄』は【セガール】が珍しく「気絶」させられる作品です。それと【セガール】が《ガバメント(1911)系》の銃を使わない作品でもあります(使うのはラドムの【MAG95】です)・・・。【セガール】を狙う3人の殺し屋の内の1人が【マックス・ライアン】ですが、ショルダー・ホルスターにグロック【G17L】、クロスドロー・ホルスターにサイレンサー付きのグロック【G17】、右足のブーツにワルサー【TPH(.22口径)】という様に凄い装備です(後半はSMGの【Wz63(PM63)】も使っています)。当時デビューしたばかりのシトロエンC5や殺し屋の1人がトヨタセリカを乗っていたり車にも凝っていますね・・・。

「CIA」対【セガール】といった「CIA」絡みのストーリーが秀逸です。続編にあたる『撃鉄2 クリティカル・リミット(BLACK DAWN)』はDVDが6月リリースの予定という事です(残念ながら日本未公開)。『撃鉄』『撃鉄2』は【セガール】演ずる元「CIA」の【ジョナサン・コールド】が主人公ですが、【セガール】としては【ライバック】シリーズに続くシリーズ物ですね、大変楽しみな作品です・・・。