I Shot the Sherif・・・。

最近嵌ってるのが「西部劇」なんです・・・。半年前ぐらいにサム・ライミ監督『クイック＆デッド』(1995年)と『テキサス・レンジャーズ』（2001年）を観たのが始まりですね・・・。

私が高校生の頃ちょっとした「WESTERN」ブームというのがありました。クリント・イーストウッド監督＆主演の『ペイルライダー』（日本公開は1985年）やローレンス・カスダン監督、ケビン・コスナー（当時のパンフレットではケビン・コストナー）出演の『シルバラード』（日本公開は1986年）等は当時映画館で観ました。
このちょっとした「WESTERN」ブームに乗って1983年の作品である『グレイフォックス』が1986年になって日本で上映となったのですが、当時私の住んでいた所では上映されず、ビデオ（VHS）で観た記憶があります（1987年？）。

今まで観た「西部劇」というと、クリント・イーストウッドの『許されざる者』やマカロニ・ウェスタンと呼ばれたクリント・イーストウッド主演でセルジオ・レオーネ監督の『名無し3部作』と呼ばれる作品、アメリカン・ニューシネマの『ワイルドバンチ』（1969年）や『明日に向かって撃て』（1969年）、バート・ランカスター＆カーク・ダグラス出演の『OK牧場の決斗』（1957年）に『荒野の七人』（1960年）ぐらいでした・・・。「西部劇」というと定番のジョン・ウェイン＆ジョン・フォード監督の作品や『シェーン』は小さい頃テレビで「見た」ような記憶があるだけで観ていません・・・。いちお「西部劇」の部類に入るマイケル・チミノ監督の作品『天国の門』（1981年）は好きな作品の一つなんですが・・・。

「西部劇」というと東京に住んでいた今から10年くらい前、【渋谷】（シネマライズだったかな？）で「ウェスタン映画祭り？」というのがあるのを雑誌で知り、観に行く予定を立てていたのですが突然「水疱瘡」になってしまい開催期間中は動けず観れなくなってしまった事を思い出します（涙）・・・。

ジャン＝ルイ・トランティニアンとクラウス・キンスキーが出演で口の利けないガンマンとモーゼル（銃です）が登場する異色の作品『殺しが静かにやって来る』（1968年）と、ピーター・フォンダが監督＆主演の『さすらいのカウボーイ』（1971年）は観たい作品だったのですが・・・。この2作品は未だに観てなかったりしますorz・・・。因みにモーゼルが登場する西部劇というと、クリント・イーストウッドの『シノーラ』というのも在るようですがこの作品も未見です・・・。

『クイック＆デッド』と『テキサス・レンジャーズ』の次に観たのがリメイク版『アラモ』（2003年）なんですが、これは以外と面白い作品でした。デニス・クエイド演ずるヒューストン将軍の戦い方は南北朝時代の楠正成の戦い方に似ているのかな？と思いましたが・・・。その後には「西部劇生誕100周年」の作品であるケビン・コスナー監督＆主演の『ワイルド・レンジ』（2004年）、同じくケビン・コスナー主演の『ワイアット・アープ』（1993年）、ジョン・ウェイン主演＆ハワード・ホークス監督の『リオ・ブラボー』（1959年）、ウォルター・ヒル監督の『ジェロニモ』（1993年）、メル・ギブソン主演の『マーヴェリック』（1994年）という風に「90年代以降」の作品を中心に今まで観てなかった作品を色々観てきました・・・。

『リオ・ブラボー』はさすがに「西部劇」の名作の一つであると思いました。意外と面白かったのが『ワイルド・レンジ』（原題は【Open Range】）でした・・・。さて次は何を観ようかな？・・・。