沈黙のBLOG vol.2・・・。

stargherking2005-05-22

ティーブン・セガール主演の「沈黙の聖戦」【BELLY OF THE BEAST】を観ました。
現時点でのビデオ&DVDリリース作品のセガールの出演作の中で未見だったのが、最新リリース作品である、この作品でした(正確には「マイ・ジャイアント」という作品にも出演している様です。この作品は未見です)。
沈黙の戦艦」以来、日本ではセガール主演作品には「沈黙の○○」というタイトルが付けられる事が多いですね・・・。
その「沈黙」シリーズ第1弾の「沈黙の戦艦」ですが原題は【UNDER SIEGE】となります。この作品の実質的な続編は「暴走特急」【UNDER SIEGE 2】ですが、この2つの作品の間に「沈黙の要塞」【ON DEADLY GROUND】という作品があります。「暴走特急」は「沈黙の○○」というタイトルでは無いのに「沈黙」シリーズ第3弾と言われているのが不思議です。{なんで「沈黙の特急」とか「沈黙の列車」というタイトルにしなかったのか(笑)。}
このセガールなんですが「刑事ニコ/法の死角」(1988年公開)から「沈黙の聖戦」(2003) までをみると約1年から2年置きに主演(出演)作品のリリース(発表)があります。

沈黙の陰謀」から「沈黙のテロリスト」(原題であり別題が「TICKER」)が約3年ブランクがあって今までで1番長いブランク期間になっています。最近は「電撃」、「奪還」、「撃鉄」といった漢字2文字の作品タイトルが多くなっていて、最近公開した最新作は「一撃」【OUT OF REACH】というタイトルでした。
少し前に公開した「電撃」、「奪還」、「撃鉄」の次の作品が「沈黙の標的」【OUT FOR A KILL】です。「沈黙の標的」(監督は「撃鉄」と同じマイケル・オブロウィッツ)からカンフー・アクションを取り入れた新しいセガール・アクションを観る事が出来ます。ストーリー的にはいまいちだったのが残念です。「撃鉄」が結構良いストーリーだったので期待してたんですが・・・。
沈黙の標的」【OUT FOR A KILL】の次の作品が、この「沈黙の聖戦」【BELLY OF THE BEAST】です。この順番は日本公開の順番で、実際の公開(アメリカでの)の順番は「沈黙の聖戦」→「沈黙の標的」→「撃鉄(ワルシャワの標的)」【THE FOREIGNER】になっている様です。この「沈黙の聖戦」【BELLY OF THE BEAST】の監督は、「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」や「冒険王」の監督で有名で、チャウ・シンチー監督の「少林サッカー」や、チャン・イーモウ監督の「HERO(英雄)」、「LOVERS」で[アクション監督]をしていた[チン・シウトン]です。

ワイヤー・アクションを使ったアクションは、今までのセガール・アクションとしてはちょっと派手ですが巧く融合して、新しいセガール・アクションを生んだかな?と思いました。
「タイ」が舞台という事で今回のラスボスとの戦いは、ムエタイセガールという戦いが観れて面白いです。「HERO(英雄)」が好きな人にも楽しめる作品かなと思います。今までの「合気道」を中核にした武術に「太極拳」の要素を加えた、今回のセガール・アクションはなかなか見物です。出演している女性(○○○も居ますが)が綺麗な人が多いという所が良いですね(笑)。上映時間は91分と短い方でしたが、もう少し長くても良かったと思いました。

銃器ですがハンドガンの方は、セガールは毎度お馴染みの「ガバ」(IBA製といわれています)、他にS&WのシグマやSTIかSV製と思えるガバ(シングル・スタックモデル?)、ベレッタM92FS等となっています。ミリタリー・ライフル(アサルト・ライフル)がM16系、AK47系にH&KのHK33(5.56x45mm)という風になっています。ポスターではベレッタM92FS(INOX)の2丁拳銃というのがあるんですが、作中ではそういうシーンはありませんでした(「バイオハザード1」もこのパターンがありました)。「ラストマン・スタンディング」の様な「ガバ」撃ちまくり弾切れ無しというシーンも満載で「ガバ」好きには超おすすめです・・・。

個人的には、このまま「沈黙の聖戦2」」【BELLY OF THE BEAST 2】というのも作って欲しいですね。次の「一撃」【OUT OF REACH】も楽しみです。
相棒役のバイロン・マン(チョウ・ユンファ主演の「NYPD15分署」では悪役だったけど)の次の作品が、なんと「山猫は眠らない3 決別の照準」(7月公開予定)なんです。
今度の舞台はベトナムらしいです。ある意味「リターン・オブ・バーンズ」という事ですね(涙)・・・。