う〜ん MAGNUM・・・。

stargherking2005-03-07

最近「ダーティ・ハリー」(「1」)と「ダーティ・ハリー2」を観てました。
結構何回も観てると思ってたんですが、字幕で観るのは初めてだったのに気付きました・・・。考えてみると吹き替え(TV)でしか観た事が無かったんですね(因みに映画館で観たのは「4」だけです)。
「1」はDVDで「2」の方はビデオで観たんですが、結構きわどいシーンがあるんですね、DVDの方はボカシが無いんでビックリしました(笑)。
テレビ放映だと放映時間的にもそうとうカットしてるシーンがあるんだろうけどね・・・。
この「ダーティ・ハリー」シリーズですが今の所「5」まであるんですが、「1〜3」までと「4」以降は分けて考えた方が良いかなと思っています。「1」と「2」の間が2年、「2」と「3」の間が3年、「3」と「4」の間は6年、「4」と「5」の間は5年というのを考えると・・・。
今回観た「1」と「2」なんですが基本的な主人公「ダーティ・ハリー」の設定は変わってませんが「タッチ」の違う作品なんだと思いました。
音楽はどちらもラロ・シフリンなんですが、1971年公開の「1」は監督がドン・シーゲル、、1973年公開の「2」は監督がテッド・ポストに脚本はジョン・ミリアスマイケル・チミノ、「タッチ」の違いとはドン・シーゲルジョン・ミリアスマイケル・チミノの風味の違いなんだろうなと思います。
「2」は原題が「MAGNUM FORCE」となっていて、.44マグナム対.357マグナムという構図になっているのですが、「1」はM29(.44マグナム)対P38(9mmパラ)になってる様な(ある意味リボルバーVSオートマティック)・・・。
「1」の下から上を見上げたり、上から下を見下ろしたりするカメラワーク、「2」でのバイク絡みのカーチェイスは見ものですね。それとハリーの着こなしがこれまた良い・・・。エルボーパッチ付きのツィードジャケット(ヘリンボーンとか)&パンツにニットのベストとか・・・・。「ブリット」のマックイーンの着こなしとか、「フレンチ・コネクション」のロイ・シャイダーの着こなしとかも良かった(涙)・・・。

ちょっと疑問な点です・・・。「1」では字幕で「スコルピオ」というのを「さそり座の男」とか「さそり座」という風に訳しています。考えてみると「さそり」とするには「スコーピオン」か「スコルピオン」となるのが普通だと思います。劇中では「スコルピオ」なので単純に「さそり座」と訳したんだと思いますが、「1」の「さそり」という男はシュマイザー(MP40)なんかを持っていたのと顔つきからドイツ系かな?と思うのですがドイツ語的には「スコルピオン」だと思うし・・・、それと何故酒屋のおやじがワルサーP38なんかを持っていたのか疑問なんですが・・・。
う〜ん疑問orz・・・・・・。