My Left hand・・・。

前から観ようかなとか思って、観てなかった「NYPD15分署」（1999年公開）を観ました。
「リプレイスメント・キラー」でハリウッド進出をしたチョウ・ユンファのハリウッド進出第2弾の作品です。共演はマーク・ウォールバーグで彼にとっては「スリーキングス」と「パーフェクトストーム」の間の作品です。「スリーキングス」と「パーフェクトストーム」なんですが、どちらもジョージ・クルーニーとマーク・ウォールバーグが共演で、面白い事にどちらも同じ1991年の話なんですね・・・。
「NYPD15分署」の話に戻りますが、原題が「THE CORRUPTOR」（語訳はあえてしません）となっています。これと似た「設定」の映画に「トレーニング デイ」（出演デンゼル・ワシントン、 イーサン・ホーク）と「NARC（ナーク）」（途中までMI:3の監督だったジョー・カーナハン監督作品、出演ジェイソン・パトリック、レイ・リオッタ）があります。（「NARC」のジェイソン・パトリックは「スリーパーズ」や「スピード2」に出てた人とは思えませんね特に頭頂部がｗ・・・）
いずれもベテラン刑事と新米刑事のコンビ（「トレーニング デイ」は題名そのまんまｗ）のストーリーで内容及び結末も似ている所が多いです。舞台は「NYPD15分署」はNY（題名通りｗ）、「トレーニング デイ」はLA、「NARC」はデトロイトとそれぞれ違います。
コンビの服装や銃等比べてみると面白いですね。銃の携帯方法（ホルスターの種類と位置）もさまざまで面白いです。「NYPD15分署」の二人ですがチョウ・ユンファはベレッタM92を黒のクロスドロー（利き腕と反対側）ホルスター（チョウ・ユンファといえば「男たちの挽歌」等でお馴染みM92ですねｗ、「男たちの挽歌」では正確にはM92のコピーモデルのブラジルのTAURUS社のを使っている様ですが）、マーク・ウォールバーグ（彼は左利き）はグロックのG17を黒のバックサイド（腰の後ろで銃が逆さまに横向きになる）ホルスターを使っています。
この手のアクション映画で「左利き」というと「ダイハード」のブルース・ウィルスが有名ですが若手だと、この作品のマーク・ウォールバーグや「アイスパイ」のオーウェン・ウィルソン（「刑事スタスキー＆ハッチ」のリメイクの主演ですよ・・・） 、「ラッシュアワー」 のクリス・タッカー（「リーサルウェポン4」のクリス・ロックとよく間違えますｗ）、ベテラン俳優だと「セブン」とかに出演しているモーガン・フリーマン等もいますね。
また話を戻しますが「NYPD15分署」なかなか面白いです・・・。ガンアクションも良いのですがカーアクションもなかなか良いです。刑事（デカ）物アクションとしては秀逸ですね・・・。
左利き（レフトハンド）というと思い出すのが「ニルバーナ」のカート・コバーンです。他に左利きで有名なギターリストにジミ・ヘンドリックス、「ブラックサバス」のトニー・アイオミ、フライングＶで有名なアルバート・キング等がいますね。
私はカート・コバーンが好きなんです。歌詞の中にカート・コバーンとコートニー・ラブの事が歌われている椎名林檎の「ギブス」を聞くと「何故か」涙がこぼれます・・・。