Die Heat・・・。

久しぶりに「第二の封印」としている映画「HEAT（ヒート）」を観た。約8年ぶりに観る作品。
良い映画は何回も観ないという「タチ」で、最初の「一回目」（ファーストコンタクト）に「全身全霊」を懸けて観る「タチ」なのです・・・。
「封印」している映画が「3つ」あって、一つ目が「プラトーン」、二つ目が「ヒート」、三つ目が「エンゼルハート」なんです「三つ目」の「エンゼルハート」は正確には映画館で一回、ビデオ出てからも一回観てるので二回観てるのだけど、それ以来見てない私にとっては重要な作品です（謎）・・・。
「第一の封印」の「プラトーン」も最近、高校の時映画館で観た以来だから17年ぶりに観た。この映画を観た時季は、この映画とは正反対の真冬だった。この日最後の上映時間に観ていて結構遅い時間に帰る事になった。帰りは猛吹雪で外を歩いてる人が誰もいないかの様だった・・・。歩きながら気候的にはベトナムの気候とはまったく違う（正反対）のだが、自分があたかも戦場の歩兵の一人のような感じがした。ベトナム戦争映画というとこれが一番なんだよなと、ツクヅク思います・・・。

「ヒート」はロバート・デニーロとアル・パチーノの初共演って事からして凄いが、結構他に出演している面子も、ジョン・ボイト、トム・サイズモア、バル・キルマー、アシュレイ・ジャット、ナタリー・ポートマン、ウィリアム・フィッチャー（ウィリアム・フィクトナー）と凄いですね・・・。監督もマイケル・マンだし文句無しの作品です・・・。
ストーリーも良いが銃器類もなかなか凄いです・・・、当時珍しいM733、FNC、ガリル等のアサルトライフルが大集合ですね・・・。「ブラヴォーツーゼロ」の元ＳＡＳのアンディ・マクナブがアドバイザーらしく良く出来た銃撃戦が涙物です・・・。

デニーロとパチーノがいっしょに珈琲飲みながら最近見た「夢」の話をしてるシーンが良い（涙）、最後はデニーロがわざと撃たれたんだよと今でも思います・・・。
最後のシーンを観ると二人は「カインとアベル」の兄弟（ゴットファーザー的には二人は「親子」の関係なんだけど・・・）なのでは？と思いました・・・。デニーロを撃ったパチーノは「カイン」の様に・・・。
｛・・・普通に撃ち合いしたら、オフィサーズ（9mmのなのかな？）とFNのHP-DA（Mk3？）だと装弾数とか、ある程度距離がある銃撃戦となった場合の集弾性等でオフィサーズが圧倒的に不利だと思ったし・・・。｝

そういえばよく観てると、銀行襲う仲間に入れた黒人のドライバー役が「24」の大統領候補役で、パチーノの奥さんの不倫相手が「24」のメイソンだった。プチ「24」って映画ですね（笑）。
この映画最初観てた時はジョン・ボイドが裏切るぞ裏切るってぞって思っていたけど最後まで良い人でした（すいません）・・・。彼は「真夜中のカウボーイ」の時みたいにさりげないかっこよさがジワジワ出ていて良かったです・・・。

ランプの精に叶えてもらいたい「三つの願い事」の「一つ」は「デニーロとパチーノ」の役柄が反対（リバース）になった「リバース・ヒート」が観たいって事なんです・・・お願い致します（涙）・・・。