クリムゾンリバー2

久しぶりに映画館に行きました、最近はビデオが多かったのですが、やっぱ良いですね映画館・・・。

「1」のほうも映画館で観ました。オフィシャルHPの方に書いてあったのですが、ニーマンス警視(ニューマンスだと思ってましたが、フランス語的にはニエマンスらしい)シリーズで「3」も製作が決まっているらしいです。
「1」と共通して、宗教的なサイコミステリーなんだけど、最後にコメディタッチな所があったりしてとても見ごたえがある作品です。

まずニーマンスと「若手俳優」の絡み(ニアミス)が前作と同じ様な流れで始まります。2人のニアミスの部分がこれまた面白い所なんですが、今回も何故か前作と同じ様にニーマンスと合う前に「若手俳優」の方は派手な格闘して傷だらけになってます。前作のカッセルも良かったけど、今回のマジメルはもっと良いです。今風のミリタリーファッション(ドイツのアーミーシャツにタンカージャケット)って所が特に良いですね・・・、

また銃器も凝っていて、ニーマンスはベレッタ92FSのカスタムモデル(バーテックフレームらしいのですけど、ジャン・レノって、「レオン」から、何の映画でもベレッタ92FSって感じですね、ブルース・ウィリスメル・ギブソンと並んで、ベレッタ92FS御三家の一人と私は思っています)、前作のヴァンサン・カッセルグロックG26、今回のブノワ・マジメルはH&KのUSPコンパクト?(USP2000?かも【普通のUSPコンパクトとはサムセフティの位置が違うモデルです】)と両方ともコンパクトモデルを美味く使っています(後半の銃撃戦が見物です、何故かマジメルがロングマガジンにチェンジしています)、後半の修道院の突入では、警察の突撃部隊(SWATらしいもの)と軍(ファマス装備ってのがいいです)が共同で突入するの所とか、色々見ごたえあります。

車に関しても、前作ではニーマンスはBMW(V8の7シリーズ{735あたりだと思います}、「トランスポーター」でおなじみですね)でしたが今回は前回違って、古いボルボ(740らしい)になってました(前回、高級車を派手に壊したんで、経費削減されたかな?)、そしてなんといっても、クリストファー・リーが良い味だしてます(ドラキュラはもとより「三銃士」、「四銃士」の枢機卿もよかったです)、以前新聞で70歳を過ぎてますます盛んな男と言う記事がありましたが、最近では「SW」&「LOTR」とノリノリですな〜。
最後のシーンでゴールドっぽいルガー(スタームルガーのマーク2だと思うのですけど)を使うのですけど、007の「黄金銃を持つ男」を思い出してしまいました。

また、フレンチロック(ポップかな?)界の大物、ジョニー・アリディーが友情出演となっています(警視ランスキー)、そして、エンディングでもかかってるのだけど「ストゥジーズ」のナンバーが良いです。

しかし・・・、彼(V・ハインリッヒ)はあの書物に何を?見たのだろう・・・。
「1」のニーマンスの犬嫌いの話も?・・・(謎)。