攻殻と牛飼い・・・。

つい最近まで、嵌まってたのが「攻殻機動隊SAC」（スタンド・アローン・コンプレクッス）です。因みに今は「24」に嵌まっています・・・。

アニメは他に「カウボーイ・ビバップ」（カウビ）も観ていますが、まだ途中で最近やっと「5巻「まで観ました・・・。環境設定は「攻殻」が2030年代、「カウビ」が2070年代ですが比較してみると面白いですね・・・、両方とも義体化（サイボーグ化）という点では共通ですが医学的というかサイバネティクス（生体情報伝達制御理論）的には「攻殻」の方が進んでると思います。「カウビ」の方が40年進んでる環境設定なんですが・・・。
でも「攻殻」では宇宙というか宇宙開発という話が無いですね・・・、「カウビ」では位相差空間ゲートの実験というのが2022年にあったといってるのですが「攻殻」の世界はそれどころじゃない様な・・・。内側（人体の）に広がっていった「攻殻」と外側（宇宙）に広がっていった「カウビ」の違いという事なのでしょうか？・・・。
両作品とも音楽が【菅野ようこ】ですが選曲が非常に良く関心します・・・。どういう人なんだろうと思ってたら、不思議ちゃん的な人でした（苦笑）・・・。結構ショックを受けました（すいませんｗ）・・・。
「攻殻SAC1」のオープニングの【オリガ】の歌ってる曲は凄いですね・・・。何回聞いても背筋にビリビリ来ます・・・。「攻殻SAC1」ですが「マネキドリは謡う」ってタイトルが非常に印象深いです・・・・。「カウビ」は全編、ROCKとかJAZZの名曲のタイトルをもじったり、そのまま使ったりしてるタイトルが多いのですが、作品自体と巧く適合していて巧く考えられた作品であると思いました・・・。
でも「カウビ」の「ジェット・ブラック」（昔の呼び名が「ブラックドック」というのは良いですね、ツェッペリン最高！）が私と同じ歳（正確には1つ違う）とは（笑）・・・。
「攻殻」も「カウビ」も何故か現代の銃器らしき物が使われている点が面白い所です。実際、現代の銃器とは細かい仕様（弾薬の違いとか）は違うと思うのですが、「攻殻SAC」のマテバや「カウビ」のジェリコとかは良いですね(涙）・・・。

「攻殻」ですが以前、映画版（ゴースト・インザ・シェル）観た時は凄く感動しました・・・。「アニメ」なんですが「未来世紀ブラジル」とか「12モンキーズ」という【テリー・ギリアム】の作品より魂にガツンくる衝撃のある作品でした・・・。原作の漫画とかPSのゲームには関心は無く映画版の続きは気になってはいた筈なのですが・・・、長い年月を経て頭から離れていたテクストでした・・・。
「人形使い」はどこへ？、誰なんだ？とかいう問題がすっかり頭から消えてきた時、TV版の噂が・・・でも、こっちじゃ観るのにタイムラグがあるから・・・。でも時間的な「ずれ」があるだけで「続き」が観れるって事は良い事だと思っていました・・・。。
そしてビデオ＆DVDがやっと出回ってきたのですが、全部（12巻）揃って（1週間レンタルで観れる頃まで）観れるまで我慢していました・・・。やっと全部観れるという時がきて「1巻」を観たのですが「草薙少佐」のキャラが自分のイメージと違うので、次（「2巻」）を観始めるのにちょっとブランクがありました・・・。
今年になってアームズマガジン（銃器雑誌）3月号の「攻殻」特集観て、また観るのを再開する事になったのですが、TV版のセカンドシーズン（SAC2）も始まってるらしいし、今回（TV版）の中核が「笑い男」だという事で再び興味が湧いてきました・・・。「1巻」では「笑い男」のワの字もなかったのですが・・・。「笑い男」という言葉がサリンジャーの「ナイン・ストーリーズ」の中の一つの話が元になっている様ですし、作中に「ライ麦畑でつかまえて」が出てくるし（本の表装が白泉社のですねｗ）・・・。観ていくうちに引き込まれていってしまいました・・・。
「公安9課」のメンツのチームワークというか役割分担の良さには関心します・・・。情報分析、陽動部隊、ショートキル（アタック）部隊、ロングキル部隊という風に・・・。
「SAC1」を観終わって直ぐ「SAC2」を観る事になったのですが、いちお現段階で「SAC2」の「5巻」まで観ています。最近「6巻」が出ました・・・。
「SAC2」のオープニングを観るといかにも「七人の侍」という感じがします・・・。「課長」以外が丁度「7人」というのもなかなか考えた設定ですね・・・。良いキャラ（合田）が登場で面白くなってきたし・・・、でもこの調子だと「SAC3」もある様な気がするのですが・・・。
映画版の「人形使い」、「SAC1」の「笑い男」、「SAC2」の「個別の11人」って関連性がある因子（ファクター）だと思うのですが絡みは無しにしちゃうのでしょうか？（相互の関連なしに？）・・・。まあ映画版とTV版は別物らしいのですが・・・。
「人形使い」と「笑い男」の対決ってのが観たいですね・・・。

「俺はただ、冷めない珈琲を飲んでるだけさ・・・。